Page 6 - 会報「窓快14号」
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     特集
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住宅サッシの 契約標準化活動 について
 1 目的
 省エネ化・防火窓の普及による住宅サッシの重量化に伴う搬入工数の増加、リフォーム市場の拡大による諸経費計上の消費 者様等に対する明確化など住宅サッシの契約に関する取り決めを明確にする必要性が高まってきております。 住宅サッシの流通市場において、流通店様が製品代と諸経費それぞれについて工務店様や消費者様に明確に提示できるよう、 また事業者の見積・契約管理のスキルアップ、工務店様との契約に基づくパートナーシップの確立、経営基盤の強化に繋げて いけるよう、業界全体のレベルアップと健全化促進を目指します。
2 重点目標
商取引基本契約書・付帯条件の締結・明文化
注文書の受領 サッシ協会標準書式の見積書を活用した諸経費の見積もり計上・請求
3 住宅サッシの契約標準化講習会
 日本サッシ協会では業界としてあるべき姿を目指して改善に取り組むこととし、2017 年より契約標準化活動を開始し、標 準化に向けたツールの整備、全国で住宅サッシの契約標準化講習会を開催し、2020 年度までに 1,372 事業所に受講頂きまし た。2021 年度はコロナ禍でも安心して講習会に参加頂けるように 2020 年度同様全てオンラインによる契約標準化講習会と し計 12 回開催し、194 事業所にご参加頂きました。これで合計 1,566 事業所に受講頂き受講率は 31.2% となりました。
   ■住宅サッシの契約標準化講習会開催実績
■2021 年度講習内容
               ・契約標準化の目的と 重点 3 項目の状況
・契約の基礎知識 ・商取引基本契約書の締結 ・注文書の受領 ・諸経費の計上
・事例紹介 ・価格交渉ノウハウ ・インボイス制度
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