Page 5 - 会報「窓快14号」
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会務運営委員長 ご挨拶
一般社団法人 日本サッシ協会 一般社団法人 建築開口部協会 会務運営委員長
田村 光宏
平素は日本サッシ協会ならびに建築開口部協会に対し格別のご理解 とご高配を賜り心より厚く御礼申し上げます。この度、会務運営委員 長に就任いたしました田村でございます。どうぞよろしくお願い申し 上げます。
さて、脱炭素社会の実現に向けた取り組みとして、2025 年度の省エネ基準適合義務化に先 駆け、関連制度の見直しが進んでいます。住宅性能表示制度では、ZEH 同等水準の等級 5 が 今年 4 月より施行され、さらにその水準を上回る等級 6、7 も年内に創設される方針となって います。こうした中、より高い水準の達成に向けて、業界全体として開口部の高断熱化を推 進してまいります。
また、新築だけではなくリフォームによる高断熱化も積極的に展開してまいります。特に 6,200 万戸もあるストック住宅の改修は大きな課題です。これからは地球環境のために、一人 ひとりが意識してライフスタイルを選び取っていく時代です。長期にわたって使用する住ま いだからこそ、省エネ性能を高め、サステナブルな暮らしへと舵を切っていくことをサポー トするのが、業界としての使命と捉えています。今後も協会と会員各位ならびに住宅サッシ・ 防火戸取扱い事業所様とのより一層の連携や協力が必要と考えます。
今後も両協会の活動に関しまして引き続きご理解とご協力を賜りますよう、宜しくお願い 申し上げます。
住宅サッシ委員長 ご挨拶
一般社団法人 日本サッシ協会 住宅サッシ委員長
海老原 功一
日頃は日本サッシ協会ならびに住宅サッシ・防火戸取扱い事業所制 度にご理解・ご協力を賜り厚く御礼申し上げます。住宅サッシ委員長 に就任しました海老原です。どうぞよろしくお願い申し上げます。
さて、わが国はカーボンニュートラル宣言で大幅なエネルギ―削減の目標を掲げましたが、 ウクライナ情勢や国内の電力需給のひっ迫により、エネルギー問題は喫緊の課題となってい ます。
日本サッシ協会では、建材トップランナー制度、窓の性能表示制度の見直しに合わせ、更 なる窓の付加価値向上や省エネルギー性能の高い製品の普及に努めています。また新型コロ ナウイルス感染症によるビジネスや暮らし方の大きな変化を踏まえ、IT 活用も含め、新たな 価値の提案に取り組んで参ります。特に窓リフォームは新築と違って義務化などの法規制が ありませんので、我々窓・サッシ業界から積極的な働きかけが必要です。事業所の皆様と一 体となって需要創造に取り組みましょう。
窓・サッシ業界が発展していくためには工務店様と事業所様との取引の適正化や働き方改 革も必要です。契約標準化講習会は昨年までに全体の3割を超える事業所様に参加していた だいており、着実に改善しつつあります。今年度も継続的に改善に取り組みましょう。
今後は住宅サッシ・防火戸取扱い事業所制度の充実に取り組んで参りますので、皆様の忌 憚のないご意見をお聞かせください。今年度もどうぞよろしくお願い申し上げます。
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