※2024年度上期の改装売上高は建築改装関連(木造戸建を除く窓などのリフォーム工事)の一種正会員4社、二種正会員4社、一種準会員6社、計14社の地域別・商品別・用途別売上高を集計したものです。
※【地区区分】
(北海道):北海道、(東北):青森・秋田・岩手・宮城・福島・山形、(北関東):栃木・茨城・群馬、(関東):東京・千葉・埼玉・神奈川・山梨、(北信越):長野・新潟・富山・石川・福井、(中部):静岡・愛知・岐阜・三重、(関西):大阪・滋賀・奈良・京都・和歌山・兵庫、(中国):岡山・鳥取・島根・広島・山口、 (四国):愛媛・高知・香川・徳島、(九州):福岡・大分・佐賀・長崎・熊本・宮崎・鹿児島・沖縄
2024年度上期の改装売上高全体では512億円と前年度比102%、約9億円の増加となった。上期集計においては昨年度の過去最高値を更新した。
地域別に見ると北海道・北関東・神奈川・北信越・関西・中国・四国・九州で増加しており、中でも伸び率の大きかった地域は北関東の前年度比122%、北信越の119%、四国の117%、中国の116%であり、この地域での市場拡大が改装市場の牽引に貢献していると考えられる。
北海道 | 東北 | 北関東 | 関東 | 北信越 | 中部 | 関西 | 中国 | 四国 | 九州 | |
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2022年度上期 | 12.3 | 19.8 | 15.6 | 210.3 | 20.4 | 31.9 | 81.0 | 23.8 | 9.1 | 41.7 |
2023年度上期 | 15.0 | 21.0 | 14.7 | 224.4 | 22.0 | 39.9 | 96.0 | 17.8 | 8.1 | 44.5 |
2024年度上期 | 15.7 | 17.6 | 18.1 | 218.4 | 26.2 | 37.1 | 99.9 | 20.7 | 9.5 | 48.6 |
2022年度上期 | 2023年度上期 | 2024年度上期 | |
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手すり | 9.7 | 9.3 | 9.6 |
外装 | 4.6 | 7.7 | 7.2 |
ドア | 127.0 | 121.1 | 131.0 |
窓 | 229.7 | 279.4 | 280.0 |
改装全体に占める割合が55%と最も高い窓において、前年度と同等の市場規模を維持した。
ドアにおいては前年度比108%と拡大している。内訳は居住ビルの玄関ドア110%、一般ビルの重量ドア106%となっている。
居住ビルの玄関ドアは補助事業の追い風を受けたものであり、一般ビルの重量ドアはコロナ禍からの脱却による一般ビルでの需要増と考えられる。
2022年度上期 | 2023年度上期 | 2024年度上期 | |
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庁舎 | 19.2 | 19.9 | 18.6 |
病院 | 22.4 | 22.3 | 17.3 |
一般ビル | 147.3 | 136.2 | 153.1 |
住居ビル | 210.2 | 248.9 | 241.0 |
学校 | 67.8 | 76.2 | 81.8 |
用途の構成比は、居住ビル47%、一般ビル30%、学校16%、庁舎4%、病院3%となっている。前年度から拡大しているのは、一般ビル112%、学校107%となっている。
一般ビルはコロナ禍からの脱却による需要増、学校は長寿命化改修による需要増と考えられる。