マンションでは、2009年ごろまで断熱性能を持ったガラスの普及が遅れていました。また、中高層の建物であるため、耐風圧性能への対応も必要となり、金属製サッシが多くを占めてきました。
こうした状況から、10年ほど前までに建てられた一般的なマンションの窓は、断熱性能の悪い単板のガラスにアルミサッシを使ったものが多いと考えられます。
しかしながら、最近では、ガラスについては断熱性能に優れた複層ガラスやLow-E複層ガラスが一般的になり、サッシについても断熱性能に優れたアルミ樹脂複合サッシが増加しています。
こうした窓への断熱改修は、少ない費用で大きな効果が見込まれますが、多様な工法がありそれらの効果もわかりにくかったと思われます。このため、マンション居住者の皆様が窓の断熱改修についてより理解を深められるよう、マンションの窓の断熱改修工法を整理し、改修効果の具体的計算(電気代に換算しさらに費用との比較)を実施しました。
概要はリーフレットにまとめています。詳細については下記のボタン・リンクからそれぞれご覧ください。